木材の種類

  • 欅(ケヤキ 学名:Zelkova serrata)

ニレ科ケヤキ族の落葉広葉樹で、本州、四国、九州、東南アジアに自生しています。辺材は灰白色で心材は黄褐色を呈します。木目が美しく、年輪は明瞭で磨くと著しい光沢を生じます。堅くて耐久性に優れているので、家具・建具・造作材、建築材等として古くから幅広く使用されています。

  • 鉄刀木(タガヤサン 学名:Senna siamea)

マメ科ジャケツイバラ亜科の広葉樹で、タイ、インド、ミャンマー、インドネシアなどの東南アジアが原産です。木材は硬く耐久性があり、柾目として使用する際に独特の美しい木目(濃褐色から黒褐色の中に黄褐色の条斑)が見られます。乾燥によって狂いやすく、加工は難しいと言われています。

  • 栃(トチノキ 学名 : Aesculus carnea

トチノキ科トチノキ属の落葉広葉樹で、北海道、本州、四国、九州に自生し、直径が2m以上になる大木になるものもあります。特に、東北地方や北海道南部に多く、家具などの材料として人気があります。全体に淡い紅黄白色から淡黄褐色を呈し、絹のような光沢があります。

  • 桧(ヒノキ 学名:Chamaecyparis obtusa

ヒノキヒノキ属の針葉樹で、台湾と本州中部から九州までに分布しています。辺材は淡い黄白色、心材は黄白色ないし淡紅色を呈しており、強い芳香を長期にわたって発します。加工が容易な上に、緻密で狂いが少ないため、古くから寺社建築をはじめ高級建築材として使われています。また、造作材、建具材、家具材、曲物材などにも用いられています。

  • 水目桜(ミズメ 学名:Betula grossa 別名:水目桜、梓)

桜となづいているが、カバノキ科カバノキ属の落葉広葉樹で、本州、四国、九州に自生し、高さ20メートルにも達します。辺心材の境界は明瞭で、辺材は黄色を帯びた白色、心材は紅褐色を呈します。山中漆器の木地によく用いられています。

  • 神代木

太古から水中・土中に埋もれて千年以上経過した貴重な木材のこと。長い間、火山灰の中に埋もれていた事により、通常とは異なる木色になります。秋田・山形・伊豆半島・箱根・京都・福井・屋久島などから掘り出され、工芸品や天井板などの材料として珍重されています。

 ・神代杉:青黒く、木目が細かく美しい

 ・神代欅:茶色に青灰色がかった人工着色では決して出せない静かな落ちついた色合い