加飾

  • 象嵌(ぞうがん)

象嵌とは工芸技法のひとつで、金属、陶磁器、木材などに模様を刻み込み、そこに異なる素材をはめ込んで装飾を施すことです。金属や銀をはめ込んだ場合は金象嵌、銀象嵌といい、木をはめ込んだ場合は木象嵌と言います。生地の杢目の美しさや特性を生かしつつ、更に別の材料をあわせて如何に美しさの相乗効果を生みだすかが、象嵌の面白みのひとつです。

  • 浮造り(うづくり)

杉などの木目の美しい板の表面の柔らかい所を削って木目を浮き立たせる仕上げのこと。

木目の凹凸が手に感じられる見た目の美しさだけでなく、触れるとその触感も楽しめる造りです。

  • 加飾挽き(加飾挽き)

加飾挽きは、木地師自身が作った独自の鉋(かんな)やそれに類する刃物で挽目をほどこす伝統技術です。細かい縞模様を作り出す「千筋」をはじめ、「平筋」、「盛筋」、「平子筋」、「盛子筋」、「かつら筋」など何十種類もあります。いずれも、熟練職人による轆轤挽きの巧みな技から得られるものです。器物に対し、多様な美を与えるだけでなく、手でもつときの滑りを防ぐ効果もあります。