理節

1989年 | 妙泉陶房弟子入り |
1992年 | 第34回一水会陶芸部公募展 入選 |
1993年 | 第16回伝統九谷工芸展 入選
第35回一水会公募展 入選 |
1994年 | 第17回伝統九谷工芸展 入選
第36回一水会公募展 入選 |
1995年 | 独立
パルファンで個展 |
1996年 | スパジオで個展 |
1997年 | 小松空港で個展 |
1999年 | 第22回伝統九谷焼工芸展 入選 |
2002年 | 新潟三越で個展 |
2003年 | 兼六園大茶会工芸作品公募展 奨励賞
新潟三越で個展 |
2007年 | 伝統工芸石川支部展 入選 |
2013年 | 伊勢半本店 紅ミュージアム 「未来の匠」展・美彩な九谷ワールド |
2013年 | 銀座松屋 九谷焼 理節「春 息吹く器」展 |
藍一色で描く「染付」の匠 理節
九谷焼でも藍一色で描く「染付」の絵付師理節さん。
理節さんの染付の特徴は、日本の美とメルヘンの融合です。
細く生き生きとした線から生み出される絵は、凛とした気品、色気をも醸し出すような草花、日本の伝統的な紋、今にも飛び出してきそうな茶目っ気たっぷりな動物など。日常を特別なものに変えるような「幸せのエッセンス」をもち合わせている、そんな言葉がぴったりな作家さんです。
理節さんは、宮内庁からの依頼もあるという妙泉陶房・山本長左さんに師事し7年間の修業されました。その技術を基に、さらに藍や上絵の色、図柄の研究を重ね、独自の世界観を確立しました。そんな理節ワールドは多くの人を惹きつけ、藍・九谷焼で一番の人気を誇っています。
九谷焼作家 理節の拘り
目指すは、日々の生活に彩りを与える、食卓を豊かにする器。
「美術品もいいけれど、やっぱり使って欲しいな」という理節さんの言葉です。
素地にも拘り、型打ちの華やかな端正な形を厳選し、深くやわらかな藍の濃淡。そこに存在するだけ惹きつけられるだけでなく、料理を盛ってさらに華やぐ器であることも同時に考えられています。ご自身でお料理をされるからこその視点がそこにはあります。