松浦文昭

1969年 山中町に生まれる
1992年 中央大学卒業後、千葉県の酒販店でお酒の流通について学ぶ
1994年 松浦酒造にて先代の南部杜氏に学ぶ
2002年 杜氏に就任
2005年 全国新酒鑑評会 金賞受賞
金沢国税局酒類鑑評会 連続優等賞受賞 以後2012年まで連続受賞
2006年 全国新酒鑑評会 金賞受賞

松浦酒造・獅子の里

創業は安永元年(1772年)。江戸時代から230年余りの伝統を誇る蔵です。

加賀の名刹 医王寺(通称:お薬師さん)の境内より湧き出る地下湧水を「薬水」といい、「獅子の里」の仕込み水として使用しています。この薬水は、まるみを感じるねっとりとした超軟水で、獅子の里のお酒の特徴であるおだやかでやわらかな味わいを引き出します。

松浦酒造の拘り

目指すは、お料理の味を引きたてる食中酒。森林浴を感じさせる深呼吸がしたくなる口中香りのお酒ができるように、日々試行錯誤をしています。

つくりたいイメージや品評会を意識しすぎると、気持が乱れることもあるとか。気を押し殺しての物づくり。小さい酒蔵だから出来ること、酒が好きだから出来ること、仲間との和があるからこそ出来ること、安全で本物の酒を色々なことに挑戦しながら造り続けて行きたいと14代目松浦文昭さんは語ります。

獅子の里ができるまで

洗米・浸漬

白米を15kg単位で計測し、お米が割れないように洗米・浸漬は手作業で行います。水温や枯らしに日数などを考慮し、白米の給水率を目標値に合わせます。

蒸し

給水率が目標値に達した米を蒸します。よく蒸せたお米は、表面の粘りがなく中は軟らかい(外硬内軟)デンプンがα化されています。このα化は、酵素が好条件でデンプンをブドウ糖にかえる為に重要なプロセスです。脂肪分の揮散やタンパク質の変性をともなう為、勝負は米の表面全面に蒸気が抜けきってから50分間。蒸器から噴き上がる蒸気に身をさらしながら作業します。

麹造り

麹とは、カビをはやした米のことです。この麹造りは酒造りの行程の中で香りと味を左右する重要な作業です。蒸米の手ざわり・状ぼう・香り・味などを体の五感を研ぎ澄まして感じ、24時間体制で、品温・室温・湿度を管理します。獅子の里では味に幅を出したいので、やや破精(ハゼ;繁殖したカビが白い菌糸をのばした状態)を廻し、ふっくらとしていてさばけの良い乾いた麹に仕上げています。

酒母造り

酒母は、純粋培養した酵母と乳酸を使用した速醸酒母です。酒母を仕込む際には、蒸米をつぶさぬ様に、手で攪拌(手あんま)を行い、新鮮な酵母を純粋にかつ多量に育成します。酵母の特徴を十分に引き出し、本仕込みでの発酵が健全になる様に力強い酵母を育てます。

本仕込み

仕込みは添・(踊)・仲・留の三段仕込みで行います。商品アイテムによっては、純米酒であっても4段仕込みを行う場合もあります。仕込んだ後は、醪の品温管理をして、低温で健全にゆっくり発酵ができるようにします。醪は、麹と蒸米の粒でいっぱいですが、次第に液体状になり、表面には泡が浮かびます。醪の状態は、発行が進むにつれて様々に変化します。甘口に着陸するか、辛口に着陸するか、醪と対話しながら決定します。

上槽・濾過

仕込みから上槽まで約30日前後の日数がかかります。わずかな泡の状態から醪の進み具合を見て、搾り(上槽)の頃合いを見極めます。上槽は袋づりと連続自動圧搾機(ヤブタ)を併用しています。袋づりで搾ったお酒は、おり引きのみでろ過処理を施さない無ろ過となります(無垢・鮮など)。連続自動圧搾機(ヤブタ)で搾ったお酒は、酒質に応じて必要最低限のろ過をやさしく行います。

ビン詰め・火入れ

ろ過後、生の状態でビン詰めを行います。その後、火入れを行い酒の温度をなるべく速く65℃まで上昇させ、すぐに20℃以下に急冷します。火入れは酵素を失活させるだけにとどめ、生に近い香味を保つように行っています。

貯蔵・出荷

清酒の風味は時とともに休みなく変化します。酒質によって飲み頃の時期が違ってくるため、低温で貯蔵し、出荷の際には、調和のとれた味になるように調整しています。

 

 

松浦酒造_蔵 蔵 蔵

酒器への取り組み

ワインはその種類によって、ブルゴーニュグラス、ボルドーグラス、シャンパーニュグラスなど様々な形のワイングラスがあり、これらのグラスがワインのもつ香りを最大限に引き出しています。ビールも口の薄いうすはり硝子で頂くと格別の美味しさです。日本酒だって…。

松浦文昭さんは、日本酒の味わいや香りの広がりを多くのお客様に知って頂きたいという想いから、木挽き師中嶋武仁さんとともに酒器の協同開発を行っています。うつわの形によるお酒の香り、口あたりによる味わいの違いを研究しています。

 

松浦酒造直営店

山中温泉の中心街に松浦酒造直営店があります。

利き酒はもちろん、木挽き師中嶋武仁と共同開発した酒器の展示販売も行っています。

住所:石川県加賀市山中温泉本町2丁目

電話番号:0761-78-1125

営業時間:8時30分~19時

定休日:なし 年中無休

URL:http://www.shishinosato.com/

獅子の里をご購入できるお店

・獅子の里直営店

 石川県加賀市山中温泉本町2丁目

・伊勢五本店

 東京都文京区千駄木3-3-13

・千葉シマヤ

 千葉県千葉市若葉区みつわ台3-14-23

・横浜君嶋屋

 横浜市南区南吉田町3-30

・田鶴酒店

 石川県金沢市窪6-4

・山中酒の店

 大阪市浪速区敷津西1-10-19

松浦文昭さんの商品

  • 獅子の里 活性純吟生酒 鮮

  • 日本酒

    獅子の里 純米吟醸 旬

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    獅子の里純米吟醸生原酒無垢

  • 獅子の里盃

    獅子の里・盃(桧)

    10,500円

  • 盃

    黒漆・盃(桧)

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